ほぼワンホーンカルテットによるタイトル通りバラードのオンパレードですが、夜じっくりとジャズに浸るには最高の1枚かと。
冒頭 ”DANCING IN THE DARK" に始まり”I CAN'T GET STARTED" へと続くとキャノンボールの洗練されたアルトサックスの音色にジャズが好きでよかったと思わせてくれ、後半のボサノバ曲 ”O AMOR EM PAZ”あたりでは陶酔の境地に。
ラストの "THE SONG MY LADY SINGS” では言葉がありません。
ぜひ耳を傾けてほしい作品です。
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CD