カテゴリ:ヴォーカル



2018/05/24
今回紹介するクリスティーン・ヒット(ヴォーカルおよびピアノ)の名をご存知の方は多くないかと思います。10年くらい前に中古ソフトの店で、私の好きなスタンダード曲がたくさん収録されているという理由だけでこのアルバムを購入して、それ以来愛聴盤になり当店でも度々流しています。...
2018/02/27
なんとなく気持ちが和らぐようなヴォーカル作品を聴きたいなと思う時に候補の一つに浮かぶのが今回の推薦盤のヘイリー・ロレン「ハート・ファースト」です。 彼女は米国のアラスカ州で幼少期を過ごし、ナット・キング・コール、エラ・フィッツジェラルド、ダイアナ・クラールなどを聴いて育ったという環境が今日の彼女を形成しているようです。...
2017/10/17
70年代にウエスト・コーストのロック・クイーンとして華々しい活躍をしていたリンダ・ロンシュタットが80年代に入ってジャズ・スタンダード曲集の3部作を発表しましたが、そのいずれも作品の完成度が高くて話題を呼び評価されました。...
2017/06/27
オランダ出身の女性シンガー、リタ・ライスの1979年の作品が今回のおすすめです。 ご主人のピム・ヤコブ率いるピアノ・トリオの伴奏だけだったら目に留まらなかったかもしれませんが、ジョニー・グリフィン(テナー・サックス)が参加していることがおもしろそうで聴いてみると表情が豊かで生き生きとした作品に仕上がっています。 選曲も "Too Marverous For Words", "My...
2016/11/11
ダイアナ・クラールは優れたヴォーカル作品を数多くリリースしていますが、99年の通算5枚目にあたるこのアルバムが一押しになります。 ハスキーで少し意地悪な感じがする彼女の声がスタンダード曲、例えば "Devil May Care" や "Let's Fall in Love" などでエレガントで洗練された上質な雰囲気を生み出して耳を傾けている人はひきつけられていきます。...
2016/10/01
1999年の作品。ほとんどの人がこのアルバムを聴いて質の高いヴォーカル作品と感じるのではないかと思います。 ミキ・ブラウンの声は少しハスキーですが、黒人特有の艶のある魅力的なヴォイスと言えます。 選曲はお馴染みのスタンダードばかり("Route 66", "Misty" など) で、アップテンポありバラードありの全く飽きない内容になってます。...